生まぐろ水揚げ日本一を誇る和歌山県の那智勝浦。そんな、まぐろで有名な那智勝浦では、毎年新鮮なまぐろを堪能することができる「まぐろ祭り」という催しが開催されます。
今回は、那智勝浦の「まぐろ祭り」について、どのような祭りなのかを紹介します。
那智勝浦のまぐろ

「まぐろ」といえば静岡県を想像する方が多いかと思います。しかし、「生まぐろ」に関しては、那智勝浦の勝浦漁港が日本一の漁獲量を誇ります。
「生まぐろ」とは、一度も冷凍されていないまぐろのことを指します。冷凍はまぐろの鮮度を保つために開発された輸送手段ですが、やはり、冷凍・解凍の過程で少なからず味が落ちてしまいます。
しかし、生まぐろは、獲れてから一度も冷凍されることなく市場に流されるため、まぐろ本来の味を楽しむことができます。
中々お目にかかることができない生まぐろ、そんな生まぐろを日本で一番水揚げしているのが那智勝浦なんです。
那智勝浦の「まぐろ祭り」

生まぐろを心ゆくまで堪能しよう!
日本でも中々味わうことのできない生まぐろ、そんな生まぐろを堪能できるのが那智勝浦の「まぐろ祭り」です。まぐろ祭は、那智勝浦産の生まぐろを全国に広めるために始まったお祭りです。
まぐろ祭りの時期には、那智勝浦の勝浦地方卸売市場にて生まぐろの即売会や、一頭造りショーなどの催しから、出店ブースでは、まぐろ料理を提供するお店が10店舗以上並びます。
中でも、「まぐろのつみれ汁」はまぐろ祭りの名物として、長蛇の列ができるほどです。
30年の歴史を誇るまぐろ祭り
まぐろ祭りは、1994年から始まり、2024年で第30回を迎えます。残念ながらコロナ禍の影響で、2021年から現地での開催は見送られていましたが、2022年には初の試みとしてオンラインにて開催され、大きな話題を呼びました。
2023年は、実に3年ぶりの現地開催を予定していましたが、残念ながらコロナウイルス感染拡大の煽りを受け、中止となってしまいました。
来年のまぐろ祭りは?
2024年で30回を迎えるまぐろ祭り、2024年のまぐろ祭りについては、まだ公式に情報は出ていませんが、まぐろ祭りは毎年、1月の最終土曜日に開催されていますので、2024年は1月27日に開催されると思われます。
2021年より、コロナウイルスの影響で現地開催は見送られてきましたが、昨今はコロナウイルスも落ち着きを見せ、規制も少しずつ緩和されていますので、今年こそは現地での開催を期待したいですね。
まぐろ祭りで和歌山の生まぐろを堪能しよう!
いかがだったでしょうか、今回は和歌山県の那智勝浦で毎年開催されている「まぐろ祭り」について紹介しました。日本でも中々味わうことのできない生まぐろを、心ゆくまで堪能できるそんなお祭りが那智勝浦の「まぐろ祭り」です。
この時期には、卸売市場だけでなく、周辺のホテルや旅館でもまぐろ料理が振舞われますので、まぐろ好きの人はお祭り当日だけでなく、前日から楽しめること間違いなしです。
1月は、おいしいまぐろを食べに和歌山に来ませんか?