みなさんは休日をどのようにお過ごしですか?普段はインドア派という方も、たまには自然に触れたくなることもあるでしょう。この記事では、和歌山県でおすすめのアウトドアスポットを5つピックアップしました。お出かけ先に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
友ヶ島

友ヶ島とは単独の島ではなく、紀淡海峡に浮かぶ「地ノ島」「虎島」「神島」「沖ノ島」という4つの無人島の総称です。旧日本軍の要塞施設として使われていた「沖ノ島」には第3砲台跡などの廃墟が残っており、現在はハイキングコースとして人気を博しています。
ドラマや映画のロケ地としても使用される友ヶ島の魅力は、自然と人工物が融合した独特な世界観です。さまざまな植物や生き物が生息する山林の中に突如現れる赤レンガの廃墟群は、まるで異世界に迷い込んでしまったかのような雰囲気を醸し出しています。
なお友ヶ島には廃墟だけでなく、美しい紀淡海峡を見渡せる展望台や洋風建築の灯台などの見所が多数。灯台は明治5年に建てられたもので、現在も稼働中です。ほかにも海水浴ができる海岸や、テントキャンプを楽しめる広場なども整備されています。さらに日本の標準時子午線が通る最南端の地としても知られており、島の西端には東経135度を示すモニュメントが設置されています。
和歌山市の加太港から定期便が運航していて、所要時間はおよそ20分。連休を中心に多くの観光客が訪れるため、早めに到着しておかないと希望する時間のフェリーに乗れない可能性もあるので注意が必要です。

友ヶ島についてはこの記事で詳しくレポートしてるから見てや!
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友ヶ島の基本情報
住所 | 和歌山県和歌山市深山 |
フェリー料金(往復) | 大人2,200円(税込) 子供1,100円(税込) |
公式サイト | 友ヶ島汽船株式会社 https://tomogashimakisen.com/main/ |
白崎海洋公園

白崎海岸は岬全体が石灰岩でできており、白い海岸線と青い海のコントラストの美しさから「日本のエーゲ海」とも称されています。この石灰岩が形成されたのは、人間が誕生するよりも遥か昔の約2億5,000万年前。古代の化石が至るところで発見されているそうです。
公園内にはオートキャンプ場も整備されており、アウトドアを楽しむことができます。キャンプ場に建ち並ぶログハウスの周りは白い断崖で囲まれていて、異国情緒漂う幻想的な景色です。星空の鑑賞スポットとしても人気で、夜は一層神秘的な雰囲気を楽しむことができるでしょう。
白崎海洋公園の基本情報
住所 | 和歌山県日高郡由良町大引960-1 |
公式サイト | https://shirasaki.or.jp/ |
生石高原(おいしこうげん)

関西随一のススキの名所として知られる高原です。例年10月上旬~11月中旬には標高870mの山頂にススキの大草原が広がり、多くの観光客で賑わいます。もちろんそれ以外の季節も、ハイキングやキャンプに絶好のロケーションとなっています。
360度の大パノラマを望む山上からは六甲山や淡路島、四国を見渡すことができ、運が良ければ朝方に雲海が見られることもあるそう。また「火上げ岩」という大きな岩がインスタ映えスポットとして人気です。岩の上に立つと、壮大な山々を背景にまるで断崖絶壁に立っているかのような写真を撮影することができます。
ススキが見頃となる時期の山頂は冷えるため、防寒具を忘れないようにしてください。日が傾くと辺り一面が金色に染まり、言葉にできないほどの美しい景色が眼前に広がります。また星空観賞の名所としても知られていて、美しい星空と、有田市や徳島市の夜景とのコラボレーションを楽しむこともできます。
生石高原の基本情報
住所 | 和歌山県海草郡紀美野町中田 |
公式サイト | 紀美野町観光協会 http://kiminokanko.com/ |
三段壁洞窟(さんだんべきどうくつ)

三段壁は長さ2km、高さ60mにも及ぶ断崖絶壁で、吉野熊野国立公園にも指定されている景勝地です。展望台が設けられており、壮大な南紀の海を見渡すことができます。
この断崖には、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説が残る洞窟があります。地底36mの洞窟内まではエレベーターが完備されているため、車いすやベビーカーでも移動可能。荒々しい波が押し寄せる洞窟内から、太平洋の大海原や迫力ある水しぶきを見学することができます。
洞窟内にはほかにも、史料に基づいて再現された熊野水軍の番所小屋や、どのような願いも叶えると言われパワースポットとしても人気の「牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)」が祀られた祠などの見所が満載。洞窟探索の所要時間は1周およそ30分程度です。
また、周辺には太平洋を眺めながらリラックスできる無料の足湯、食べ歩きや和歌山グルメを楽しめる「さんだん通り」、ハートのモニュメントに南京錠をつけて思い出を残せる「恋人の聖地」などの観光スポットが多くあり、1日ゆっくりと楽しむことができるでしょう。
三段壁洞窟の基本情報
住所 | 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52 |
営業時間 | 8時~17時(最終入場16時50分) |
料金 | 大人(中学生以上)1,500円 小人(小学生)750円 小学生未満無料 |
公式サイト | https://sandanbeki.com/ |
南紀串本リゾート大島

本州最南端、紀伊大島にあるキャンプ場を中心としたアウトドアリゾートです。広々としたサイトのテントキャンプ場、ログハウスやコテージ、「アウトドアの入り口を広げる」がコンセプトのグランピングエリア、太平洋を一望できる露天風呂などが完備されています。
食事は手ぶらで楽しめるバーベキューが用意されており、熊野牛や紀州梅鶏、ご当地食材・イノブタのスペアリブといったお肉はもちろん、イセエビやアワビなどの海鮮も選べます。また冬季限定メニューとして、和歌山ブランド「紀の国みかんどり」の鍋やイセエビなどの海鮮鍋も用意されています。
そのほか、カヤックツアーやSUPツアーといった大自然を満喫できるアクティビティ、トルコランプや宇宙ガラスの手作り体験なども楽しむことができます。さらに、街の明かりが届かない場所にあり、視界を遮るものがないため星空観賞スポットとしても最適で、夜空を埋め尽くす満点の星空や天の川を鑑賞することができます。
南紀串本リゾート大島の基本情報
住所 | 和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6 |
公式サイト | https://resortohshima.com/ |
和歌山県でおすすめのアウトドアスポットを5つご紹介しました。いずれも県内外からの人気が高い魅力的なスポットばかりなので、週末や長期休暇のお出かけ先として、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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